20代転職の“武器になる資格”って?その資格本当に必要?
「転職に資格は必要なの?」
「転職に有利になる資格は何だろう?」
「転職のために資格を取りたいけど、種類が多すぎて自分に合う資格がわからない…」
そんなあなたのために「転職と資格」ついて説明します。
目次
転職に必須の資格と、転職に役立つ一種の「ツール」としての資格
資格の種類
「資格」とは、その技能における習熟度や許可・ライセンスを示すものを指します。一般的に「危険を伴う仕事」や「より専門的な仕事」では、資格を取得してからでないとその仕事に就けない場合が多くあります。具体的にどんなものがあるか一部紹介します。
危険が伴う職種
危険が伴う職種は、仕事をする上で危険を回避する専門知識・実技が求められます。
・警察官
・消防士
・危険物取扱者(ガソリン・化学薬品など)
・操縦士(重機・船舶・航空機など)
高い専門知識が求められる職種
法律・会計・税などの専門領域において高い知識が求められる職種は資格必須です。
・弁護士
・公認会計士
・税理士
・行政書士
・司法書士
医療系職種
医療は人命を扱う仕事ですので、専門知識・実技が求められます。
そのため下記のような資格が必須な職種が多いです。
・医師
・看護師
・薬剤師
・臨床検査技師
・管理栄養士
建設系職種
建設系の職種は、安全管理が重要な仕事です。
人が安全かつ快適に住めるように設計できているか、建物をたてる際に怪我・事故なく仕事をすすめられるのか、建物がたった後も安全に暮らせるような管理ができているのかなど安全管理が求められます。
そのため設計・施工・管理の段階ごとに専門知識・実技が必要になります。
・建築士
・監理技術者
・施工管理技士
・電気主任技術者
逆に資格を必要としない仕事も存在します。
極端な話、何ひとつ資格を持っていない人でも働かれている方は何万人といらっしゃいます。
資格は、自分の能力を端的に伝えられるとても有効的なツールです。ですが資格はあくまで許可証なので多く持っていれば良いというものでもありません。自分がなりたい仕事が明確にある方は、取得すべき資格を取ると転職に活かすことができるでしょう。また就職した後に企業から業務に必要な資格の取得を求められる場合もあります。“資格がないから転職ができない”ということはありませんのでご安心ください。
実務経験に勝るものはない
資格はあくまで+α
注意しなくてはいけないのが「資格マニア」になってはいけないことです。「資格マニア」とは資格取得自体が目的になっていることです。
多数の資格を取得し知識が豊富であることよりも、業種によっては「実務経験」が優先されるというのはよくある話です。
例えばIT業界の職業を見て見ましょう。「エンジニア」になる際に、専門的な資格は必要ありません。現に10年以上活躍するエンジニアの中には、資格をひとつも持っていない人がいることも事実です。
また、伝統工芸の職人の基に弟子入りするといった場合、いくら有益な資格を持っていても役には立ちません。
資格を持っており知識が豊富だったとしても実務となると話は別なのです。
資格は必要分野によって活用することに価値があり、資格取得のためにかけた時間やインプットした知識は、実際に働き始めて色々な経験を通しアウトプットしてこそ意味を持ちます。
そしてそれこそが企業が求めている人材なのです。
優先すべきは?転職にかける時間と資格取得にかける時間
時間を区切って考えよう
まず上記で述べたように、自分が目指す業界、職種において必須の資格の有無を確認します。
必須のものがあるのであれば、早速資格取得から転職活動に至るまでの細かなスケジュールを立ててみましょう!
今の仕事をしながら資格のための学習時間を取るのは大変なことです。だからこそスケジュールをできるだけ細かく具体的に立てて進めることで「この時間だけは頑張ってやるぞ!」と集中して取り組むことができるのではないでしょうか?
また、必須の資格がない場合にはその資格を取ることが本当に役立つのか、もう1度考えてみましょう。資格取得にかける時間を伸ばすよりも転職し、そこから知識を深めるという手もあると思います。資格によっては、実際に働きながら取得しキャリアアップを目指せるものもあります。
長いスパンで転職を考えているのが、できるだけ短く転職したいのかによって時間の使い方は大きく変わってきます。もう一度、資格取得のために割く時間について考えておきましょう。
20代に“おすすめ”の資格
一般的に転職に役立つ資格
普通自動車
「普通自動車免許」は働く上で持っておいた方が便利でしょう。
特に、営業など外回りが多い仕事では、車でしか行けない場所に営業する場合や、営業先に試作品を持っていく場合など、車を使うシチュエーションがあります。
また内勤職でも地方に転勤することもあります。車通勤が当たり前の地域もあるため、普通自動車運転免許を持っていないと、転職する上で不利になることがあります。
費用:AT車/約29万円(自動二輪免許持ちの場合:AT車/約21万円)
MT車/約31万円(自動二輪免許持ちの場合:MT車/約23万円)
TOEIC
TOEICは資格ではないですが、転職に役立つ試験ですので簡単に紹介します。
グローバル化が進む中、多くの仕事で英語を使用するシーンが増えています。今後英語力を求める企業が増加すると予想されるため、TOEICで高得点を得ておくことで多くの仕事で転職に有利になる可能性があります。
得点の目安ですが、企業が求めるTOEICの最低ラインは600点が相場のようです。
外資系企業や国際部門で働きたい場合は800点は求められます。
簿記2級
経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つです。
企業の財務担当者に必須。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容が把握できます。
ファイナンシャルプランナー(FP)
日本語でいうと「資産運用相談員」
主に資産運用を考えている個人客からの相談を受けて、生命保険や医療保険の見直し、株式投資、国債、預金の運用などの資産運用のアドバイスを行うのが主な業務です。
女性におすすめ
介護福祉士
[実務経験ルートの場合]
介護の現場で3年以上かつ540日以上働くことと、「実務者研修」という講座を修了することで、受験資格が得られます。働き方に規定はなく、正社員をはじめ、派遣やパートとして働いた実績も実務経験として認められます。
[養成施設ルートの場合]
福祉系の専門学校などの養成施設を卒業後、受験資格が得られます。
養成施設の入学資格は、高卒以上になります。
養成施設に通う期間は、卒業した学校の種類によって、下記のように異なります。
一般の高校や大学を卒業した場合2年以上
福祉系大学や社会福祉士・保育士の専門学校などを卒業した場合1年以上
※筆記試験に合格する必要があり
保育士
一般的に保育士資格は厚生労働省の指定する指定保育士養成施設(大学・短大・専門学校)の養成課程を経て卒業すれば取得できます。
保育士試験(筆記・実技 ※受験資格の規定あり)合格者であれば、保育に関係ない学校を卒業した方でも保育士資格を取る事は可能です。
秘書検定
秘書検定とは、主に会社の役員や経営者の秘書として必要な能力について知識及び技能を問う検定試験です。
「言葉使い」「電話の対応」「接客マナー」などの他、ファイリングや郵便関係、文書の作成の事務処理、社会や経済の知識、OA機器の習熟など幅広い能力が必要です。
国家資格
登録販売者
登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる医薬品販売専門資格です。 登録販売者がいれば一般用医薬品の大多数を占める第二類・第三類医薬品の販売が可能になるので、企業にとっても重宝されます。
宅地建物取引士
宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者です。
宅地建物取引業者(一般にいう不動産会社)が行う、宅地または建物の売買、交換または貸借の取引に対して、購入者などの利益の保護やスムーズな流通が行えるように、公正かつ誠実に法に定める事務を行う、不動産取引法務の専門家です。
目指す働き方に必要なら取るべき
繰り返し述べますが、いくら多くの資格を持っていても必要とされる分野で活かさなければ価値がありません。あなたが持っている、もしくは今から取ろうと思っている資格が企業においてどのように貢献できるのかを考えてみましょう。
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