20代の転職、“メンター”をつくることで転職を有利に進める！

2018.09.04

転職活動

「転職に関する悩みを相談する人がいない…」と、1人でお悩みのあなたへ。
的確なアドバイスをくれる「メンター（mentor）」の存在があるかないかで、転職における活動内容が変わります！

メンターとは何か？どうやって見つけるのか
20代の転職でメンターが重要な理由
キャリアメンターを得られる転職エージェント

メンターとは何か
メンターの見つけ方
20代の転職におけるメンターの存在意義とは？
キャリアに関するメンターが多数存在「転職エージェント」
20代によく読まれている記事

メンターとは何か

メンターとは

・指導者
・助言者
・教育者
・理解者
・支援者

など人生における道しるべの示す人のことを指します。
メンターに出会うことで人生に対する価値観ががらりと変わってしまうことだってあり得ます。

メンターの役割

ビジネスにおいて

日々目まぐるしく変化を繰り返えしているビジネスの現場では、自分で考えて行動できるような自立した人材が求められています。
しかし入社して間もないような新入社員は「何を考えてどのように行動したらよいのか」は、なかなかわからないものでしょう。
また転職活動においても転職経験がないなければどのように活動すればよいのかわかりません。
そのような不安で混迷したとき、メンターの存在はとても大きなものとなります。
最近では「メンター制度（プログラム）」を導入する企業も増えています。主に、先輩社員が新入社員や後輩に、「日常業務の教育指導や精神的なサポートを行う」取り組みです。

【メンター制度（プログラム）】
職場における人材育成法の一つ。仕事におけるスキルや経験の豊かな先輩社員（メンター）と、新入社員や後輩社員（メンティ）が、原則として１対１の関係を築き、後輩社員のキャリア形成上の課題や悩みについて、先輩社員がサポートする制度のことです。
メンターはメンティの直属の上司以外の人物であることが一般的で、二人は定期的に面談（メンタリング）を重ねながら、メンティ自身が課題を解決し悩みを解消するための意思決定を行うようにする。メンティが次のメンターとなって支援する側にまわり、人のつながりを次々に形成していくことを「メンタリングチェーン」という。
メンタリングは、1980年代のアメリカにおいて現在のような制度に確立されました。日本では、新入社員に対する支援体制として同様の教育制度を実施することが多く、幹部候補の女性社員を育成する制度として導入する企業も増えているようです。
厚生労働省では2012（平成24）年度に、女性社員の活躍を推進するための「メンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル」を作成しました。女性の管理職候補が経営感覚や判断力を養いながら、人間関係を構築していくための制度として、企業が導入することを後押ししています。

メンターの見つけ方

メンターを見つける方法

方向性を決める

あなたがメンターを求める場合、まずあなたが進むべき方向性を決めなければいけません。
仕事においても

「年収を1,000万円稼ぎたい」
「仕事を心から楽しみたい」

など求める条件が異なれば、求めるべきメンターも変わってきます。
メンターを見つける上で重要なこととして、はじめに「あなたが実現したい理想」への方向性を明確にしなければいけません。進むべき道が不明確であれば、どこに向かって歩んでいけばわからないものです。

候補を探す

方向性が決まれば、実現したい理想について調べてみましょう。インターネット、書籍などにもメンターとなり得る存在はあります。
メンターは向こうから歩み寄ってくるものではありません。こちらから探し求めるべき存在です。

出会いを探す

人との出会いを増やすことは、メンターとなりうる人物に出会うチャンスも高まります。
ときに偶発的にメンターとなり得る人物と出会うこともあります。

メンターを見つけるときの注意点

ラッキーパンチは当てにあらない

例えば年収1,000万円稼ぎたいと望む方は1,000万円稼ぐまでのプロセスを知らなければ意味がありません。プロセスを熟知していれば再現率も高まり、応用や水平展開も可能になります。
しかし、偶発的にビジネスでラッキーパンチが当たり大成功した経営者の話では、再現率が低くあてになりません。
メンターとして重要なのは成功への方程式を持っているかどうかです。

人間的に好きな人を選ぶ

メンターとして指導を受ける場合、メンター自身をメンティが好きであるかどうかも重要となります。
あなたにメンターが付いた場合、あなたは、ずっとその人物からアドバイスを受けることになります。
もしそのメンターがあなたのことを利用ようと考えていたり、あなたのことを馬鹿にしたりするような人物だと、ずっと付き合い続けるのが苦しくなってくるでしょう。メンティの中にメンターに対する嫌悪感があれば、せっかくの有益な情報も真っ直ぐに受け取ることができません。
そのためメンティは「人間的に好きな人」をメンターにしなければ、メンターから教えをもらい続けるのは難しくなってしまうでしょう。
あなたにとって最高のメンターとは、あなたのことを大切に思い、あなたからも信頼される人物です。
それはどれだけ密接にあなたと関わってくれるかで判断することができるでしょう。

20代の転職におけるメンターの存在意義とは？

転職活動とはときに不安なものです。はじめての転職であれば尚のこと。
今よりもよりよい職場に転職できることもあれば、今よりも劣悪な職場に転職してしまうリスクもあります。そんな不安なときに進むべき道しるべとなるメンターの存在は大きいでしょう。

転職活動におけるメンターとは

転職経験者

転職におけるメンターとして「転職経験者」の意見を聞いてみるのもひとつの手です。特に転職を成功させた方の話を参考にしてみることがよいでしょう。
メンター（転職経験者）の情報は、メンティ（これから転職を行う人）の求めるものそのものです。転職活動ではどのように活動を進めていったか、どうような点に注意したかなどなるべく詳細に教えてもらうことで、自分が転職する際のイメージが湧きやすいはずです。

転職エージェント

転職におけるメンターとして「転職エージェント」を利用することもおすすめします。
転職市場を熟知している転職エージェントは、転職におけるメンターとして一流でしょう。
転職エージェントについては詳しく後述いたします。

キャリアに関するメンターが多数存在「転職エージェント」

転職エージェントを利用するメリット

専任のキャリアコンサルタントがつく

転職活動に不安を覚える原因は情報不足です。転職サイトなどを利用した転職活動ではつい孤独になってしまいがちです。
そんなとき専任のキャリアコンサルタントの存在は大きな支えとなるでしょう。
不安になったときや困ったときに、相談に乗ってもらえるメンターがいるというのは心強く感じられるはずです。

非公開求人情報が知れる

転職エージェントが一流のメンターとなる一番の理由は転職市場に関する情報保有の数です。
企業は早急な人材募集などを目的とした好条件の求人を出すタイミングがあります。その手の求人は、不特定多数が閲覧する転職サイトなどには公開せず、転職エージェントのみに求人を出す場合もあります。は転職市場に精通しており、企業間との情報交換も頻繁に行なっています。そのため非公開求人を紹介してもらえる可能性があります。

求職者の求める情報が知れる

転職エージェントでは転職サイトと異なり、企業の”伝えたい情報”ではなく、転職希望者の”知りたい情報”を手に入れることができます。募集企業から信頼されているキャリアコンサルタントであればこそ、一般には公開されていない企業の内部情報を知ることができます。

転職活動における様々な指導を受けられる

「履歴書」や「職務経歴書」の添削を受けられたり、転職で最も重要な山場である「面接」でよく聞かれる質問の傾向を教えてもらえたりなど有効な対策を指導してもらえます。転職初心者でも模擬的な転職対策の練習を重ねていくことで、精神的にも自信をつけていき本番に望むことができるようになるでしょう。
　
はじめての転職で不安なときは転職のプロである転職エージェントをメンターとして、転職活動を進めていきましょう。