会社員にはコミュニケーション能力が必須!!「社内営業」を極めて出世せよ!

20代の転職

「やっぱり出世がしたい!」
メラメラと出世への野望を燃やす20代の方へ

  1. 出世したいなら「社内営業」を心がける
  2. 出世する人、しない人の特徴
  3. コミュニケーションは営業種から学ぶ

出世したいなら「社内営業」をしよう!

社内営業とは

「社内営業」とは社内で何かモノを売るのではなく、
社内の人間関係に対して自分のやりたいことを実現するための方法を指します。
具体的に言えばこのようなケースがあります。

・出世したい
・給与を上げたい
・提案を通したい
・部署を異動したい
・待遇改善をお願いしたい
・しっかり評価をしてもらいたい

など会社の様々な場面で、社内営業は求められているのです。

また自分で意識していないうちに“実は社内営業をやっている”という方も多いのです。
細かいところで言うと「怒られないようにしよう」「注意されないようにしよう」といったことも社内営業の1つとなります。
営業は「やりたいことをやるため(あるいは、やりたくないことをやらないため)のアクションを取る」ことです。
その対象が、社内営業においては社内の人に対しての方法となります。
 
要は社内の方とコミュニケーションを取ろうということです!
 

上司への社内営業

出世を考えているならば上司との人間関係は良好に保っておくべきです。
出世は上司からの評価で決定するので、仕事での結果や能力など評価が上がることはしっかりアピールしましょう。
業務中に上司と話をする機会を作るのが難しければ、ランチや飲み会などの場で積極的に話しかけてみるといいかもしれません。

同僚への社内営業

仕事では時に同僚とチームを組むこともあります。
また他部署の同僚に仕事のサポートを依頼する場合もあります。
そのようなとき「同じ会社で働いているのだから協力して当然だ」という態度ではうまく連携がとれません。
会社をスムーズに運営していくためには社員同士の情報共有が大切になります。

後輩への社内営業

後輩には自ら歩み寄る姿勢が大切です。
「何か困ったことはないか?」「いつでも相談に乗る」と頼られる関係を築きましょう。
後輩が相手だからと上から目線にはならず、同じ立ち位置として積極的に話しかけましょう。

出世する人(評価される人)はこんな人

会社では若くても存在感を持ち、どんどん出世いく方がいます。
出世する人にはどのような特徴があるのでしょうか。

出世する人の特徴

結果を残す

仕事ではいい結果を残せばいい評価に繋がります
当然ですが、いい結果を残さなければ評価を上げることはできません。
ビジネスの世界では、どんなにがんばっていても結果が残らなければ意味がないということも意識しておかなければいけません。
常に仕事でいい結果が残せるように意識し、日々努力している方は自ずと出世コースに乗ることができるでしょう。
またチームで仕事をする場合など、人をまとめ上げるためには同じ目標を共有することが大切です。時には同僚や後輩に対して厳しい意見をぶつけなければならない状況もあるでしょう。いい結果を残すためには相手に嫌われることにも恐れず、心を鬼にしなければならないときもあります。
優しさだけでは会社は回りませんからね。

仕事を断らない

どんな仕事を振っても断らず積極的に取り組む方は出世しやすいでしょう。
仕事の中には楽しい仕事、楽しくない仕事は少なからずあります。
やっぱり誰しも楽しかったり楽な仕事だけをしていたいものですが、どんな仕事でも前向きに取り組む方もいらっしゃいます。責任感が強くまた好奇心も旺盛なため楽しくない仕事を楽しむことができます。
忍耐力が強い方も同様です。
仕事を選ばないので自然と豊富な経験を積み上げられていくため、その結果人をまとめ上げるポジションを用意されることに繋がります。

品格が高い

普段から身だしなみに気をつけたり、言葉遣いがきれい方は上司からも同僚・後輩からも好印象でしょう。
常に「自分がどう見られているか」「自分をどう見せたいか」などを客観的な視点を意識しているので、周囲との関係も良好でしょう。
出世すると人前に立つ機会も増えるので客観的に見ることは大切です。
また心理的にも、言動が上品であると人は「仕事ができる人」と勝手に思い込んでくれるようです。

自分の意見を持つ

出世するためには上司と友好的な関係を築くことは重要なことです。
しかし上司の発言に対してYesマンとなってしまうとただの都合のいい人という扱いとなってしまいます。ときには自分なりの意見をぶつけることで上司からの評価と信頼度が増すこともあります。
ただし自分の意見を通すにはやはり普段から上司と信頼関係を結んでいなければいけません。
信頼関係のない状態で自分を意見を通そうとすれば、忠誠心のない部下というレッテルを貼られ評価を下げることにも繋がるので注意が必要です。

出世できない人はこんな人

会社にはどんどん出世していく方もいれば、なかなか出世しない方がいらっしゃいます。
出世できない方にはいくつかの共通点があります。

出世できない特徴

不誠実

自分の利益のために平気で嘘をついたり、相手をおとしめるような言動をとるような不誠実な人は周囲から信頼されません。また自分だけ良ければいいと相手に仕事を丸投げするような態度も良くありません。
ビジネスには人と人との連携が必要不可欠です。それを妨げるような人は出世できないと断言します。

無責任

仕事の中でミスを起こしてしまうことは誰しもあることです。
たとえミスをしてしまったとしても、しっかりと反省し今後注意すれば問題はありません。
しかしそこで「言い訳」ばかりを並べて責任感を放棄してしまう方はなかなか評価を受けることは難しいでしょう。ミスに対しての言い訳をいくら並べたところで事態が進展したり改善することはありません。
出世する人はミスをおかしても言い訳はせず、すぐに挽回策を考え失態を取り戻そうと動くはずです。

時間にルーズ

ビジネスにおいて時間に対しての意識はとても重要です。
1日という限られた時間をどう使うかで経験にも差が出てくるでしょう。
またビジネスでは自分の時間だけでなく、相手の時間も大切にしなければいけません。
たとえば待ち合わせに遅刻することは相手の時間を奪うこととなります。
仕事が遅れることもお客様や社内の次の工程の方に迷惑をかけることに繋がります。
そのため時間にルーズで、時間管理が下手な方は出世が難しいでしょう。
時間管理は意識を変えることで改善するものですので、自分や相手の時間を大切にする意識を持ちましょう。

視野が狭い

出世するには複数の人を管理する立場になるということです。より上のポジションになれば、より多くの人をまとめ上げる責任があります。
その際に大切になるのが物事を俯瞰的に見るための「広い視野」でしょう。複数の人をまとめ上げるには各視点に立つことも必要です。
逆に絶対的に自分の考えに固執したり、相手からの意見に耳を傾けることができない「視野の狭い」人は独善的で周囲と理解しあることがないでしょう。
このタイプが権力を持ってしまえば独裁的な統治となってしまいます。
仕事では様々な事態や状況が生まれます。それらに臨機応変に対応するためにも視野は広く持っておかなければいけないでしょう。

一匹オオカミ

仕事の能力が高く周囲からも一目置かれているにも関わらず、なかなか出世できない方がいます。そんな方は「一匹オオカミ」タイプが多いのではないでしょうか。
仕事ができて上司からの評価も高いけれど、チームプレーが得意でなくつい孤立してしまいがちとなってしまいます。会社からも有能な戦力として重宝されますが、あくまでプレイヤーとしての評価にとどまってしまい、出世するには難しいのでとてももったいないです。
 
 
繰り返しとなりますが、ビジネスには人と人との連携が大切です。どのような形であれ、それを妨げる人は人を任せられる器ではないため出世が難しいでしょう。

コミュニケーション能力は営業職から学ぼう!

コミュニケーション能力が高い職種として「営業職」が上げられます。
社外のお客様とも社内の人間関係ともうまく付き合う優秀な営業マンは、どうのような意識を持っているのでしょうか。

コミュニケーション能力アップの方法

自己開示

コミュニケーションが苦手な方の多くは、会話を自分から切り出すことに不安を持っているのではないでしょうか?
逆に相手から話しかけてくれれば会話をすることができるという方は多いはずです。
つまり「あなたがそうであるように、相手もそうである」のです。
では会話のきっかけは何を話せばいいのでしょうか?
簡単です。自分のことを話せばいいのです。
「私は〇〇が好きだけど、(相手)さんは何が好きですか?」というように、自らの情報を与えることで相手も情報のお返しをしてくれます。人間は、自ら情報を開示してくる人に、安心感を持ち信用する性質があります。
優秀な営業マンもモノを売り込む際に、商品を使ったときの自分の体験を語ったりします。
会話のきっかけに困った場合は自分のことを話してみることをおすすめします。
 
しかし、自分の話しかしない場合は相手からうんざりされ倦厭されてしまうので注意しましょう。

交流・交換

人間関係を深くするには「交流・交換」を続けておかなければいけません。
優秀な営業マンの方は仕事とは関係なくお客様のもとを訪れて雑談を交わしたりします。
人は交流や情報交換をしなくなれば、親しみや信頼度が弱くなるからです。
例えば、いくら青春時代に仲の良かった友人でも、進学や就職を機に顔を合わしたり連絡を取らなければ疎遠となってしまうように、社内の人間関係でも交流が薄ければ親睦を深めることができないということです。
他部署で業務中に交流がない社員とも、休憩時間やランチの時間などを利用して交流をもっておくと、会社内での存在感が濃くなるでしょう。

共有・共感

人は同じ状況を共有したり、同じ情報に共感することで親密度をぐっと近づけることができます。
同じプロジェクトに携わったチームメンバーとは自然と結束力が高まることでしょう。より困難な状況を乗り越えた相手ほど信頼感が増すものです。
仕事とは別に趣味が同じだったりしても仲良くなることは十分できます。
厳格な上司とも趣味の話では会話が弾んだり、普段会社では交流の薄い社員とも趣味を通してプライベートでも付き合いをもったりすることができます。
優秀な営業マンも趣味を通して、お客様と交流を深めることがあるようです。
趣味をもっておくと会話のネタも豊富になるので、何か趣味を見つけてみると良いでしょう。
 
 
最後に繰り返しとなりますが
「社内営業」とは社内でのコミュニケーションを積極的にとることです。
出世には個人の能力だけでなく周囲からの人望も大きく影響してきます。
逆に社内での存在感を持っていれば、出世への道も明確になってくるでしょう。
会社は人と人との連携がとても重要です。
会社をよりスムーズに運営していくためにも、人望を集めることが大切となるでしょう。