WEBデザイナーの転職理由!失敗しない会社の選び方とコツ!
WEBデザイナーとして転職を考えたとき、「WEB制作会社に転職するか?」それとも「自社サービス会社に転職するか?」一度は悩んだ経験はないでしょうか?
そこで今回の記事ではWEBデザイナーとしての転職を考えている人に向けて、
- 「WEB制作会社」と「自社サービス会社」それぞれの特徴や違い
- 会社選びに失敗しないためのコツ
- 転職に成功するWEBデザイナーがやっている3つのこと
をご紹介していきます。
WEBデザイナーの転職にきっと役立つ情報になっていますのでぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
あなたはWEB制作会社派?それとも自社サービス会社派?
WEBデザイナーとして転職を考える中で、一度は悩むことも多い「WEB制作会社」と「自社サービス会社」という会社選び。求人情報をみても、同じ「WEBデザイナー」としての募集がありますが、仕事内容は、「いったい何がどう違うのか」あまり理解できていない人も多くいらっしゃいます。そこでまずは、「WEB制作会社」と「自社サービス会社」のそれぞれの特徴からみていきましょう。
WEB制作会社の特徴とは?
WEB制作会社とは、主にクライアントから依頼を受けて、コーポレートサイトやブランディングサイトなどのWEBサイトの制作を行っている会社のことを言います。
WEB制作会社の中には、企業から直接依頼を受けてWEBサイトを作っているWEB制作会社もあれば、広告代理店や印刷会社などをまたいでから依頼を受けるWEB制作会社もあります。いずれにしても、自社以外から依頼を受けてWEBサイトを作る会社をWEB制作会社と言います。
自社サービス会社の特徴とは?
一方、自社サービス会社とは、ECサイトやWEBサービス、アプリサービスなどを自社で運営している会社のことを言います。例えば、ECサイトで有名な会社と言えば「ZOZOTOWN」、WEBサービスでは「食べログ」や「クックパッド」「価格.com」、アプリサービスでは「メルカリ」などをイメージして頂くとわかりやいと思います。つまり、WEB制作会社のようにクライアントから依頼をされてWEBサイトやアプリを制作するのではなく、自社で企画・開発・運用までを手掛けているということになります。
WEB制作会社に転職するメリットとデメリット
続いて、WEB制作会社に転職するメリットやデメリットをみていきましょう。
WEB制作会社に転職するメリットとは?
WEB制作会社に転職する一番のメリットは、やはり様々な企業のWEBサイトの制作に携わることできるという点があります。大手企業を対象しているWEB制作会社であれば、誰でもが知っている有名企業のWEBサイトを手掛けることができたり、あるいは、有名アーティストのサイト制作に携われることもあるため、それは一つ大きなやりがいと自信にもなりますよね。
また、クライアントが中小企業や小さな会社であったとしても、自分が手掛けたWEBサイトから問い合わせや資料請求が増えることで、クライアントから直接、感謝の気持ちを聞くことができることも、WEB制作会社ではたらく醍醐味の一つとなります。
さらに、WEB制作の一連の流れがわかるため、将来的に独立や起業を目指している人にも向いているかもしれません。WEB制作会社で数年働いて、独立する人も多いですよね。
WEB制作会社に転職するデメリットとは?
一方、デメリットとして挙げられるのは、やはりクライアントの納期ありきで仕事を進めていかなければならない厳しさはあります。WEB制作会社と一口にいっても、明確に「強み」をもっているWEB制作会社もあれば、単に「WEBサイトをつくる」だけのWEB制作会社もあります。例えば、高い技術力、早い制作スピード、精度の高いマーケティング、あるいは創造性豊かな高いデザイン力など、他者にはない強みを明確にもっているWEB制作会社であれば、クライアントの納期ありきとはいえど、制作会社側の融通を聞いてくれるビジネス関係の中で仕事を進めていくことができます。
しかし、強みがないWEB制作会社の場合、クライアント主動で仕事を進めなければならない案件が多くなるため、例えば、価格競争や厳しい納期を求められ、そした案件さえ、断れないWEB制作会社の場合は、給与は少なく、残業も必然的に多くなるため、あまりいい労働環境ではない可能性が高くなります。
自社サービス会社に転職するメリット・デメリット
続いて、自社サービス会社に転職するメリット・デメリットをみていきましょう。
自社サービス会社に転職するメリットとは?
自社サービス会社に転職するメリットとしては、自分が関わる自社サービスの成長過程を実感できる楽しさがあります。自社サービスは、一旦リリースしたら終わりではなく、改善や改良を繰り返しながら、より良いサービスに育てあげていく必要がありますが、WEBデザイナーもそのメンバーの一人として、自社サービスをより良いものにしていくことが楽しさであり、仕事の醍醐味の一つです。
また、WEB制作会社とは異なり、クライアントの納期というものがないため、中には一切残業がない会社もあります。働きやすさという観点では、自社サービス会社の方が融通が利く可能性は高いですね。
自社サービス会社に転職するデメリットとは?
一方、自社サービス会社に転職するデメリットとしては、サイトの制作工程をゼロから学ぶ機会は少ないということがあります。自社サービス会社での主な仕事内容は、すでに立ち上がったサイトやサービスの運営が中心となるため、制作会社と比較すると、身に付けられるスキルは限られてくる場合もあります。
また、ときにはデザイン以外の業務も任せられることもあります。ECサイトなどの会社であれば、発注や発送業務なども行う場合もあり、WEBサイトであれば、ライティング、あるいはアクセス解析のデータ収集や企画書などの作成を任されることもあります。
WEBデザイナーとして自分に合う会社とは?
ここまで「WEB制作会社」と「自社サービス会社」それぞれの違いについて説明してきましたが、みなさんはどちらのタイプの会社に転職したいと思われたでしょうか?
例えば、「デザインだけをしていたい」「WEBサイトの様々なスキルを磨きたい」という人は、WEB制作会社が向いていると思います。基本的に、WEB制作会社では、様々なサイトを手掛けていきますので、デザインのスキルだけはなく、コーディングのスキルも非常に磨かれる傾向にあります。
一方、自社サービス会社では、会社によって業務を細分化させることもあります。例えば、WEBデザインやコーディングができる人であっても、コーディングはもっと専門知識が高く、スピードがある人に任せよう!など、WEBデザイナーとして入社したにも関わらず、デザインしか任せてもらえないといったことも可能も十分に考えられます。
ただ、WEB制作会社を選ぶ際に注意が必要は労働環境です。WEB制作会社に転職するデメリットでも、お伝えしたように、WEB制作会社によっては残業はもはや当たり前で、給与も非常に少ない会社もあります。「それでもスキルを磨くためだから・・・」という考え方ができる人はいいですが、非常に厳しい労働環境になってしまう可能性もあります。
一方、「働きやすさ」という観点で考えれば、自社サービス会社の方が比較的、働きやすくいい条件の会社が多いですね。こうしたそれぞれの特徴をしっかりと理解した上で、自分に合う会社とは何かを考えながら選んでいきましょう。
転職に成功するWEBデザイナーがやっている3つのこと
それでは最後に、転職に成功しているWEBデザイナーが密かにやっている3つのことをご紹介します。
はたらく上で最も大切な条件を決めている。
WEBデザイナーの転職で成功する人たちは、まず自分自身がはたらく上で最も大切にしたい条件を決めています。例えば、「年収を一番大切にしたい」「デザインだけに集中できる環境で働きたい」「残業がない会社で働きたい」などなど、「何を妥協し、何を最も大切な条件にするのか?」という自分自身の軸を、これまでの自分自信と経験からしっかりと向き合って決めています。
その条件を絞り込んでいくことで、必然的に自分は「どのような会社で働きたいのか?」という答えが明確になってきます。なのでまずは、はたらく上で最も大切にしたい条件を決めることからはじめていきましょう。
たくさんの求人情報を集めて比較している。
はたらく上で大切にしたい条件が絞り込めたら、続いてその条件に合う求人情報をたくさん集めて比較してください。WEBデザイナーで転職に成功する人たちは、とにかくたくさんの情報を集め、しっかりと比較・検討をしています。
一般公開されているような転職サイトの求人情報だけではなく、転職エージェントに登録しないと見れない「非公開求人」の情報も必ず確認しています。総合型転職エージェントのリクルートエージェントや、IT業界に特化した「マイナビエージェントIT」あるいは「レバテック」「forkwell」「ワークポートテック」など、転職エージェントによっても取り扱っている求人が異なるため、キャリアコンサルタントなどに相談しながら自分に合った最適な会社を絞り込んでいっています。
たくさんの情報を集めることで、これまで知らなかった求人案件に出会えたり、WEBデザイナーとして目指していきたい方向性なども見えてきますので、たくさんの求人情報に触れ、しっかりと比較・検討していきましょう。
転職理由と志望動機を妥協していない。
WEBデザイナーとして転職に成功している人に共通することは、転職理由や志望動機の作成をかなり作り込んでいるという点です。「そんなの当たり前でしょ?」と思われる人もいるかもしれませんが、案外、転職理由や志望動機を簡単に考えている人は多いです。
また、こうした転職理由や志望動機を甘く考えている人は、学生時代に仲がよかった友達や、同業種の友たちに相談しながら決めていく人もいますが、それでは失敗してしまう可能性が高くなってしまうので、キャリアコンサルタントやアドバイザーに一度は相談してみましょう。自分が考えてもみなかった箇所を指摘され、大きな気づきがきっとあります。
今回はWEBデザイナーの転職を考えている人に向けて、失敗しないための会社の選び方とコツをご紹介させて頂きました。最後までお読み頂いた方の転職活動が少しでも思い通りになって頂けると嬉しく思います。
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