20代「飲食業界」へ転職で、お客様の笑顔のために働きたい!
家族や恋人、友人などと様々な場面で使う飲食店。「きつそう」「給料が低そう」「休みがなさそう」などというネガティブなイメージから働きたくない業種として必ず上位に入ってくる飲食業界ですが、中には「ずっと憧れだった」「いつか自分で店を保つために独立したいからそのために修行したい!」など飲食業界への転職を希望する人もいらっしゃると思います!
実は、飲食業界専門の転職サイトもあるのをご存知でしょうか?今回は飲食業界への転職を考えている方のお役にたちそうな情報を集めてみました。ぜひご覧くださいね♪
目次
実は 新卒 就職したくない業種ランキング堂々1位
リスクモンスター株式会社が2019年3月卒業予定の大学3年生男女個人500人対象を対象に行ったアンケートによると
就職したくないランキング
1位 小売・外食 23.2%
2位 金融・法人向けサービス 11.6%
3位 運輸・物流 9.6%
アンケート結果はこちら▶︎
ご覧の通り飲食業界にとってはなんとも厳しい結果に。なぜ飲食業界はこんなにも毛嫌いされるのでしょうか?
「長時間労働」「休めない」「低賃金」のイメージ
飲食業界に対するイメージとして
1、長時間労働
2、休みが少ない
3、給料が安い
というイメージがあるようです。これがイメージだけならば良いのですが、実際飲食業界で働く人たちが「辞めたい理由」としても同じような理由が聞かれることから、事実一部の飲食店や外食業界ではこのような現実があることがわかります。それぞれなぜそうなりがちなのか理由を見ていきましょう
年間休日が少なく1日の業務時間も長い
飲食業のタイムスケジュールは独特で、他業界の人が休んでいるときに働かなければいけません。
飲食店の開店時間が11時~23時だとしましょう。従業員は10時には出社し開店の準備をします。そして食器の片付けや翌日の下ごしらえなどを行い、お店の戸締りをする時間は0時になります。
8時間労働+休憩時間で10時~19時までが定時のはずなのに、結局は10時~0時の12時間勤務となります。このサービス残業パターンは珍しくなく蔓延しています。
給与が低い
大きな理由として飲食業では原材料の高騰に頭を抱えています。
ファーストフード店やファミリーレストランのように安価提供を売りにしている場合、必要経費が上がると利益率はかなり低くなってしまします。そのため出費を節約することに重きが置かれ、最も手っ取り早く出費を抑える方法として人件費のカットに繋がってしまうケースが非常に多いです。正社員を減らし、アルバイトを増やすことである程度の人件費を減らせますが、アルバイトは仕事に対しての責任感が薄くサービスの質が下がることがあり、結果正社員の負担が増すことに繋がる悪循環が生まれます。飲食業の給与は他業界と比べて低いことは事実で、月の手取りが15万円を下回ることも珍しい話ではありません。
私たちが外食をする楽しい時間のために、飲食店勤務の方々の苦労があることが伺い知れます。このような飲食業界の実態、それに伴い広まっている噂やイメージのせいで飲食業界は慢性的な人手不足となっています。そして人手不足のせいでさらなるハードワークが必要となる悪循環に陥ります。
労働条件が少しずつ改善されている外食業界
ここまで飲食業界の一般的なイメージの部分をみてきました。「やっぱり飲食業界目指すのやめようかな…」と思いたくなるような内容ですね…。しかし、飲食業界も、この厳しい状況を打開すべく様々な対策をしています!
機械化やIoTの導入
近年、様々なお店で店員さんではなくタッチパネルで注文すること、ありませんか?これは人手不足解消のための一つの対策といえます。
また様々な分野で導入されているIoTは飲食業界にも。例えばエスキュービズムが提供している「ねがブロ」というツールをご存知でしょうか?名前の由来は「おねがい事を通知するブロック」からきており、飲食店で店員さんを呼ぶコールベルの代わりです。ではコールベルとは何がちがうのかというと、直方体のブロックにはそれぞれ「注文」なのか「お水」なのか「メニューが欲しい」のかが書かれており、お願いしたいことが書いてある面を下にして倒すとスタッフさんのつけているリストバンドに通知が送られる、というもの。お客さんに呼ばれて要望を聞き、叶えるまでがスムーズになるため、スタッフさんの負担軽減になるというわけです。その他、コップを置くだけでおかわりが届くコースターもあるみたいです。
ワーキングシェアや外国人採用
ワーキングシェアとは、労働者一人一人の労働時間を少なくすることで雇用の人数を増やしていこうとする動きです。また、外国人も積極的に採用することで人手不足の解消に務めるお店もあります。
待遇改善の動きも
給料の引き上げ、福利厚生の充実に力を入れる飲食店もあります。短時間労働者に対しても、厚生年金や健康保険の適用を拡大たり、アルバイトに対しても有給を与えることで長く勤めてもらう、という会社もあります。
このような改革が進み、飲食業界の不人気や退職率の高さ、人手不足が解消されることで、勤めている人の労働環境の改善につながる可能性もあります。しかし、このような動きが活発なのはどうしても大手企業が中心です。
未経験でも飲食業界への転職は可能?
さて、やはりまだまだ厳しい飲食業界ですが、それでも目指したい人に朗報です!これまで見てきたように慢性的な人材不足ゆえ転職の間口は広い業種といえます。未経験歓迎の飲食業界の求人も多く、求人広告にはいつも募集をかけています。
飲食業界と一口に行っても仕事内容は幅広い!
飲食業と一言でいっても、その中には「料理をつくる人」「接客をする人」「経営の管理をする人」とそれぞれ役割が異なります。
「料理をつくる人」には“味”や“盛り付け”などのエンターテインメントのセンスと丁寧かつスピーディーな技術が要求されます。鉄板物はジュウジュウと熱々なままで、デザートは冷んやり溶けていない状態で提供しなければいけないため、スピードは重要です。またスピードがいくら早くても、雑な盛り付けだと料理のクオリティは下がってしまいますので、手先が器用で作業も早く、次々と入る注文に柔軟に対応できる方が向いています。また“食事”を扱っているため「衛生面」において厳しい責任感を持たなくてはいけません。
「接客をする人」はコミュニケーション能力が重要視されます。人との交流を大切にし、細かい気配りができたりする人が向いています。また初対面でも笑顔で受け答えをし、多少嫌な思いをしても引きずらない人は、お客さまからも従業員からも重宝されるでしょう。
「経営の管理をする人」は利益計画をしっかりと立てられる人でなければいけません。業務上の問題点や課題点を見つけ出し、改善策を検討し実行できる行動力と決断力が必要となります。店舗の利益に繋がるよう様々な視点から物事を考えることができる洞察力を持った人が向いています。
あなたが将来築きたいキャリアプランに基づいて選びましょう。
飲食業界に転職したあとのキャリアプランって?
飲食業界でのキャリアアップについて、店舗でのスタッフや店長として、スキルや経験を身に付ければどのような職務を目指せるのかをご紹介します。
飲食店で料理長を目指す!
お客さまが求める料理や商品を、効率よく提供することが大切です。キッチンスタッフの管理や、品質とコストを両立する仕入れについて研究することが必要になります。原価管理とメニュー提案力はその後のキャリアに大きく影響します。新商品開発の仕事を目指す場合は、柔軟な考えと高いコミュニケーション能力・プレゼン力が必要になります。
飲食店で店長を目指す!
飲食店を運営を任され集客を多く確保するためには、様々なスキルが必要となります。立地や客層からニーズを見極める嗅覚を持つことや、現場スタッフを取りまとめ、マネジメントしていく能力が必要です。コストダウンも重要ですが、基本は売り上げアップを重視しなければいけません。数値に強くなることは必須事項です。また、目標を皆に共有する「目標浸透力」は人並み以上を求められます。
外食企業に勤めてエリアマネージャーになりたい!
地域のいくつかの店舗を担当して管理する職務です。定期的に店舗を回り、売り上げや商品・在庫管理、マーケティング、スタッフの育成など、様々な面で支援・指導を行います。高いコミュニケーション能力と、洞察力・問題解決力などが必要になります。
外食企業に勤めて商品開発がしたい!
新メニューや新商品の企画・開発を行う職務です。現場からの声をはじめとした市場調査の後、商品コンセプトを設定し、経営陣へのプレゼンテーションなども行います。食材や調理についての知識はもちろん、食材業者との交渉力・コミュニケーション能力やプレゼン能力も必要となります。
外食企業に勤めて店舗開発がしたい!
本部の店舗開発計画を基に「どこ」に「どんな」新店舗を作り上げるのかを考える仕事です。競合店や人口、住民層などの調査し、立地を決定し、デザイナーや施工業者と出店までの業務に携わります。マーケティング能力やコミュニケーション能力が必要になります。
いつか自分の店を持ち独立開業したい!
自分の腕を信じ店を構えたいと考える方は多いはず。他では味わえないオリジナリティな料理の技術と、世の中のニーズに合った経営センスの両面が必要となります。
転職先に飲食業界を選ぶ理由
人との繋がりを感じられる職場で働きたいから
飲食業では“食事”を通して様々な人々と触れ合うことができます。お客さまと店員のコミュニケーションが芽生えることもめずらしくなく、人と接することに喜びを感じる方にはとても生きがい感じる楽しい環境といえます。
「接客をする人」は持ち前のコミュニケーション能力を発揮し、人との交流を深めていくことができます。いくいくはその人がお店の“看板”となり人を呼び寄せるような存在となることでしょう。
技術の向上
「料理をつくる人」は味にこだわり追求した結果、その味を求めて長蛇の列ができることもよくあります。大会に出場して腕前に箔をつけたり、新しい創作料理を生み出したりと技術の追求にやりがいが感じられるのではないでしょうか。
経営の成功を目指して
「経営の管理をする人」は自身の経営スキルに磨きをかけ、数々の店舗をかまえる実業家になるかもしれません。もしくは自分の店を構え一国一城の主となることも可能です。ただし、飲食店のうち約35%がオープンして1年未満に閉店しているという事実もあり甘くないことも確かです。収益を毎年上げ続けるだけでなく、ここまで見てきた飲食業界の問題点や人手不足を、今度は自分で工夫して解消していかなければなりません。そのためにも実際の厳しい現場でまずは働いてみる、という経験はあった方が良いと言えます。
飲食業界への転職におすすめの転職エージェント
飲食業界専門の民間版ハローワーク itk(アイ・ティー・ケー)
飲食業界専門の転職エージェント【アイティーケー】では、自分にあった飲食業界の求人を紹介してもらえます。
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